ものづくりやクリエイトが好きな小学2年生が『気持ちが元気になるノート』を使ってみたら

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みなさんこんにちは、時間〈とき〉ラボ運営事務局です。


「NOLTYキッズ体験ストーリー」では、NOLTYキッズを体験したお子さまの成長を保護者目線でご紹介していきます。今回は「NOLTYキッズ かいけつゾロリのときデザインノート 気持ちが元気になる!」を体験してくれた片岡さん親子のお話。末っ子の小学2年生の女の子がどんどん成長する姿に驚きです!”ときデザインノート体験”をぜひお楽しみください!

 


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中1、小5、小2の子育て中の日常は、「もう寝る時間だよ!」「使ったものはすぐ片付けて〜!」

言いたくないのに気づくと小言ばかり。

もう少し、時間感覚や計画性が身につかないものか……。

 

「よかったら使ってみませんか?」

 

あの、能率手帳など数多くの手帳を手がける株式会社日本能率協会マネジメントセンターがリリースした、小学生を対象としたワークブック『かいけつゾロリのときデザインノート』のお試しに声をかけていただいた。

 

ゾロリと一緒に親子で楽しく気持ちの整理や計画することを学べるとか。これはやるしかない!と、前のめり気味に親子で体験してみた。

 

 

集中力はある!でもマイペースな娘


(※表紙のデザインは改装前のものです)


『かいけつゾロリ』といえば、ポプラ社出版の原ゆたか先生作の人気児童書シリーズ。


1987年の1作目から30年以上にわたって子どもたちに親しまれ、累計発行部数は3500万部を突破、「単一児童書シリーズ最多巻数」として、2022年にはギネス世界記録にも認定されている。

 

わが家の子どもたちもみんな一度はゾロリを通っていているし、なんなら今中1の息子が幼稚園の頃おゆうぎ会で発表したのもゾロリだった……、ノートの表紙を見ただけでゾロリとの思い出が次々と浮かんでくる。

 

小2の娘と今回取り組んだのは、『気持ちが元気になる!』。

 

「自分の気持ちも周りの気持ちもわかる子になる!」を目標に、「やりたいこと」と「やるべきこと」をきちんとやる習慣を身に着けながら、日記感覚で感情を記録していく。気持ちを整えるコツがつかめるようになることを目指しているそう。

 

娘は一目見て「わー、ゾロリじゃん!やってみるー!」と、前向きだ。はてさて、超マイペース娘×計画的皆無母の組み合わせ、どうなるのか。結論から言うと、スケジュールについての変化は少なめ、気持ち面も、もともとポジティブなので大きな変化はなかった。

 

ただ、「やりたいと思ったことを、忘れずに実行できる」のが、すごくよかった!

具体的に紹介していきたい。

 


「好きなこと」「楽しいこと」を書くのはとてもスムーズ! 



まず、娘は巻頭や中間ページの漫画を黙々と読み始めた。子どもが楽しみながら取り組める工夫が散りばめられている。そして、ガイダンス動画を見てから、最初のページ「君の好きなこと 楽しいことを書いていこう!」を記入した。

 

 

右のページの自己評価も、自分なりに考えながら記入していた。よく見ると、4週間の気をつけたいことは「◯◯(兄)にわるぐちとぼうりょくをしない」と書いている……。基本的には仲の良い兄妹で、外ではすごくいい子なタイプ。この悪口というのも、どちらかといえばプロレス的な、お互いにじゃれあっているようにしか見えないようなものだ。「この目標でいいのかな?」と思ったものの、本人が書いたことなのでそのままにしておいた。

 

「アイス食べながら書いてもいい?」

 

小2の娘にとっては考えながらノートに文字を書くのは少し疲れるようにも見えたので、アイスを食べて、楽しみながら書いているのも何も言わずに見守った。



続いて、「やりたいこと やるべきことリスト」のページへ。いざ書こうとするとなかなか思い浮かばない様子だったけれど、「ケーキ作りたいって言ってなかった?」などアシストしながら書き上げた。「料理」や「すとぷりのコンコンサートに行きたい」など、2年生らしいやりたいことが並んでいる。 

 


事前に計画を立てて日々記入する「計画チェックシート」では、簡単な日記感覚で感情を記録できるようにその日ごとに自分の気持ちを振り返るスペースがある。1週目の記録がこちら。

 


毎日「いくつできたか」をチェックするようになっているが、私たち親子にとって、1日ごとにできたかどうかを振り返るのはなかなかハードルがあった。「朝に書こう」とタイミングを決めても忘れてしまい、週の後半は実際にできたことを振り返るところまでできず。ただ、週の終わりの振り返りの時にどんなことをして過ごしたかおしゃべりしながら、気持ちをシールで貼ることはできた親子ともに完璧を求めないことも、コツの一つかもしれない。


 

1 週間ごとの振り返りも「なぜ、そんな気持ちだったのか」と、気持ちと行動を結び付けて考えられるようになっていて、気持ちを整えていく・元気にしていく習慣が身につくよう考えられている。……のだけれど、娘の振り返りはこちら。

 

 

週末に「ふりかえり書いてみない?」「ゾロリのノートやろう!」とあの手この手で声をかけるも、「うーん、あとで」「今はいいや〜」と、なかなかその気にならず、空欄が目立つ振り返りとなった。いつもの私たちだったら、このあたりで続かなくなっていたかもしれない。


ただ、このノートのとても良いところは、公式LINEで1週ごとに見本ノートやメッセージが届くところ!


最初に見たガイダンス動画の言葉を、自分のためにスクショで撮っていたのがこちら。この動画や公式LINEに励まされたおかげで、忘れずに親子で取り組めたように思う。

 


 

「自分のやりたいこと」は自分への約束

 


3週目のチェックシートがこちら。娘に「書いて〜」と言われた部分は、私が代筆している。これも、無理せず続けるうえでよかった。「りょうり」と書いた日は、夕方になると「そうだ、今日は料理をするんだった」と言い始め、私が在宅で仕事をしている間にほぼ1人でオムライスを作ってくれた!これには感動。

 

 

3週間やってみて、「やりたいこと」は自分との約束であり、紙に書くことで思い出しやすくなるのかも、と気づいた。

 

今までであれば、娘が「ケーキ作りたい」と言ったとしても、忙しいと「また今度ね」と流してしまうこともあった。でも、事前に約束して日にちに組み込んでおくことで、やりたいことを意識的に実行しようとする。計画の大切さを肌で感じられた。

 

実は、娘は学校にほとんど行っていなくてホームスクール中。週2回のフリースクール以外は、毎日の過ごし方を自分で選んでいる。それもあり、「やりたいこと」を考えて書き出すことは、日々の過ごし方の幅を広げてくれたように思う

 

もう一つ、この3週間の間に「ケーキをつくりたい」と書いていた娘。約束の日付を決めていたから、買い物のときに材料を忘れずに買うことができた。そして、小学生向けのお菓子作りの本を見ながら、ほぼひとりでスポンジから焼きあげ、オリジナルの豪華デコレーションをしていて驚き!思いがけない成長を実感できたノート体験だった。

 

 

 

3週間のお試し期間が終わり、娘に感想を聞いてみた。

 

「お母さんと一緒に書くのが楽しかった!お出かけとか自分がやりたいことを実際にできたことも嬉しかった。」

 

素直な感想に、思わずほほがゆるむ。このノートを使うことで、新しいお子さんの姿と出会えるかもしれない。

 


―体験した ときデザインノート はこちら!-


NOLTYキッズ かいけつゾロリのときデザインノート 気持ちが元気になる!

  



ちょっとしたことで落ち込んだり、気持ちをうまく伝えられなくてイライラしてしまったり…。

そんなお子さまにおすすめのノートです。

このノートでは「やりたいこと」も「やるべきこと」もきちんとやる習慣を身に付けながら、簡単な日記感覚で感情を記録していき、気持ちを整えるコツがつかめるようになっていくことを目指します。全部で12週間続けることで、自分の気持ちも周りの気持ちもわかる子になっていきます!

 

頁数:88ページ

価格:1,320円(本体1,200円+税)

発行元:株式会社日本能率協会マネジメントセンター


-ライタープロフィール-

片岡由衣

東京都出身。東京学芸大学卒。星野リゾート勤務後、専業主婦を経て2020年よりライター。2019年より4年間沖縄の竹富島で暮らす。講談社コクリコ、朝日新聞EduAなどで取材記事やコラムを執筆。埼玉の山に囲まれたエリアで3人の子育て中。


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