＃12　4月始まり新商品＆推し商品情報③　―企画部の推し商編―

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時間〈とき〉ラボ運営事務局さん

2023.03.10

みなさんこんにちは。「手帳の現場から」では、手帳の現場の“今”をお伝えします。

前回までは23年4月から新登場となる「NOLTY アクセスDepot B6マンスリー」や、ロフト限定モデルが新登場した「NOLTYスコラ」シリーズをご紹介しました。

23年4月始まり手帳の新商品＆推し商品情報の最後となる今回は、「NOLTYワイド」シリーズを取材してきました。

この商品、新商品ではなく以前からある定番品ですが、じつは少しずつ改良され続けているんです。企画部の推し商品でもある「NOLTYワイド」シリーズについてお届けします！

▲取材したのは、主にNOLTY手帳の企画開発を担当している河野。長年在籍した制作部門での経験を活かして企画部門で活躍中。ときラボの取材にも何度か登場しています！

以前の取材記事はコチラからチェックできます。

＃6　23年4月始まり手帳の企画進行中！

＃7　新商品情報①-NOLTY手帳編-

「NOLTYワイド」シリーズについて

―――まずは、企画部の推し商品「NOLTY ワイド」シリーズについて教えてください！

河野：「NOLTY ワイド」シリーズは、コンパクトで軽く持ち運びしやすいのが特徴のウィークリー手帳です。日記欄は週間レフト・週間メモ・週間バーチカルと、ライフスタイルや使い方に合わせて選べるのも魅力のひとつです。

今までは、ビジネスシーンで使いやすいようにシックな表紙カラーのみでしたが、推しアイテムであるワイドをより多くの方に手に取っていただきたい！そう考え、気分が上がる明るい表紙カラーのラインを追加しました。

▲NOLTYの人気シリーズのひとつであるワイドを、より多くの方に使っていただきたいという想いから、右側のカジュアルラインが追加されました。カラーバリエーションが増えて社内人気も急上昇中です！

―――長い間カッチリとした印象のあるカラーが多かった分、色選びはかなり悩んだんじゃないですか？

河野：そうですね。カラーバリエーションを追加した初年の22年4月始まりは特に悩みました。どんなお客様に手に取っていただきたいか、どんな色だと喜ばれるか。生地のサンプルもたくさん出してみて、トレンドや実績、お客様の声をもとに決定しました。23年4月始まりでは、新たにピンクを投入。これは主に女性のお客様に喜んでいただきたくて決めました！

とはいっても、同じピンク色でもトーンによっては明るかったり暗かったり、生地がマットだったりツヤがあったりで印象がガラッと変わります。シリーズで並べた時のバランスも見ながら、時間をかけて検討しました。23年4月始まりで採用したピンクの生地は、実は22年4月版商品の企画時にサンプルとして作っていた案だったんです。

▲候補にあがったカバー見本の一部。検討を重ねた結果、残念ながら採用されなかったものが多いが、来年以降に復活する可能性アリ！？「NOLTY ワイド」シリーズはカラー展開が増えたので、選ぶ楽しみが増えたのではないでしょうか。

180度パタンと開く製本方法も強化

―――「NOLTY ワイド」シリーズについて、その他の推しポイントを教えてください！

河野： 23年4月版からは製本方法も変わりました。新たに採用した製本方法のおかげで、根元からパタンと開きやすくなっています。

コンパクトサイズの手帳はサイズが小さい分、開きが悪いと中心部まで書き込みにくいですよね。そこで、ワイドシリーズは製本方法を見直して根元から開く仕様へ変更しました。手帳の中心部分まで記入しやすいように改良しています。

▲片手で簡単に開けるのが便利！フラットなので、手帳の中心まで文字を記入しやすい。

―――ときラボメンバーさんからは、「すべての手帳を開きやすい製本方法に変更して欲しい！」というご意見をいただくこともあるのですが…ワイドシリーズに限らず、その他の手帳もこの製本方法に変えることは可能なのでしょうか？

河野：そうですね。シリーズによっては同じ製本方法を採用しているものもございます。引き続き、開きの良さは重要課題として取り組んでいきたいと思っています。一方で、開きやすさを求めるあまり、耐久性が落ちてしまうことは避けないといけないので、その手帳のサイズや厚み、使用用途に合わせて、ベストな製本方法を慎重に研究していきます！