時間〈とき〉ラボ運営事務局 さん
みなさま、こんにちは。「手帳の現場から」では、手帳の現場の“今”をお伝えします。
前回記事より、2023年1月始まり手帳の新商品たちの企画の裏側やこだわりポイントなど、企画担当者からの話しをお届けしています。
今シーズンは例年に比べて数多く新商品がリリースされているため、全3回にわたって記事をお届け。
第2回目となる今回も前回記事から引き続き河野に話を聞きました。
▲主にNOLTY手帳の企画担当者である河野。引き続き2023年1月始まりのNOLTY手帳でオススメの新商品について話してくれました。
―――オススメ新商品の「ノートダイアリー」「エクリPlus B6」は前回教えていただきましたが、「エクリセレクト」について教えてください!
河野:エクリセレクトは手帳の日記欄と表紙カバーを自由に組み合わせて使える新しいシリーズです。前々から、表紙と中身を選びたいというお声をずっといただいていました。色んな課題があってなかなか実現ができなかったんですが、年々お声もより多くいただくようになってきていましたし、今シーズンは実験的な取り組みという形で、店舗限定で実施することになりました。
―――色んな課題とは、どういったことなんでしょう?
河野:一番懸念していたのはお客さまが希望される販売価格になるかどうか、というところでした。これまでひとつの手帳として販売していた日記欄と表紙カバーをそれぞれで販売するとなると、どうしてもそれぞれの販売コストがかかってきてしまう。そこの調整や検証をするのに検討を重ねましたね。
▲サイズ展開はB6とA5、日記欄は4種類、表紙カバーは6種類の中から自由に組み合わせて選ぶことが出来る。組み合わせ方は48通りも!
―――長年の課題をクリアして実現したシリーズということですが、ときラボメンバーから「エクリセレクトの1つのカバーに2種の手帳を入れても問題ないですか?」という質問が寄せられています。
河野:申し訳ありません、エクリセレクトの表紙カバーは1冊分しか入らない設計になっています。
―――ありがとうございます。最後に、エクリセレクトのこだわりポイントを教えてください!
河野:表紙カバーはあえて年号を押していないんです。なので、お気に入りの表紙が見付かった方は次年度以降もお使いいただけます!あと、カバーの内側にあるポケットも充実していたり、ペンホルダーも表紙カバーの素材と同じ素材を使って高級感のある仕様になっていたりもします。日記欄はシンプルで使いやすいと愛用者の多い「エクリ」シリーズから4種類の日記欄を採用していますので、実用性も兼ね備えたお気に入りの1冊が出来上がると思います!
NOLTYのオススメ新商品の次は、PAGEMのオススメ新商品についてPAGEM手帳を中心に企画開発を担当している中村に話を聞きました!
▲ときラボ事務局メンバーでもある中村は、PAGEM手帳の企画開発を中心に担当しています。
―――中村さん、よろしくお願いします!以前企画段階で話を聞いた際、とあるブランドとコラボした商品があるので…と言っていましたよね! 2023年1月始まり手帳で紅茶ブランド「カレルチャペック紅茶店」とコラボされていますが、あのとき話していた手帳はまさにこのコラボのことでしょうか?
中村:そうなんです!「ペイジェム ミネット」というシリーズがありまして、そのミネットシリーズの中からカレルチャペック紅茶店さんとコラボした商品を発売しました!
▲ペイジェム ミネットは、シールやマスキングテープなどで手帳デコレーションを楽しみたい方や、日々のログを大切に残したいという方のためのシリーズです。
―――なぜ紅茶ブランド・カレルチャペック紅茶店とコラボしたのでしょうか?
中村:以前、ペイジェム ミネットをお使いの方とお話をさせていただく機会があったんですが、みなさん手帳にログを書く際に紅茶やコーヒー、お菓子などと一緒にその時間〈とき〉を愉しまれている方が多かったんです。ペイジェム ミネットは書くのが好きな方、ちょっとしたワクワクを書いて残しておきたい方にオススメの商品として開発したという経緯もあって、癒しの時間〈とき〉を一緒に提供できるコラボ先を探していたところ、カレルチャペック紅茶店さんとお話しが進み今回のコラボ開発が実現しました。
―――時間〈とき〉デザインを体験できる手帳なんですね。企画開発中に、大変だったこと・苦労したことなどはありますか?
中村:コラボが決まってから、商品仕様決定までの時間が短かかったことです。通常商品よりも遅れての企画スタートとなってしまったので、企画にかける時間が通常商品と比べ半分程度しかありませんでした。スムーズに進行ができるよう表紙カバーの試作をたくさん作ってカレルチャペック紅茶店さんとともにすぐ検討に入りました。結果的に採用された表紙カバーは、紅茶ブランドとのコラボらしい、まろやかな色が表現できたと思っています。
▲試作サンプルの表紙カバーたち。
―――短期間で良いモノを作るための苦労が伺えますね…!コラボ商品のこだわりポイントを教えてください。
中村:見返しと呼ばれる一番最初に手帳を開くと出てくる用紙にカレルチャペック紅茶店の柄を使用していて、手帳を開けるたびにカレルチャペック紅茶店の世界観を感じることができ、大好きな方はテンションが上がると思います。実は色名にもこだわりがあって、ピンクがピーチティ、ベージュがミルクティーという紅茶にちなんだ色名になっています。
▲見返し用紙にカレルチャペック紅茶店の柄が入っています。
日記欄はちょっとしたログが残せるマンスリーログと、たっぷりログが残せるウィークリーログの2種類を用意しました。
あと、手帳にかわいくログが残せるように付属でシールが付いていています。シールも何回も試作を繰り返して作ったので是非見ていただきたいです!
▲検証中のシールも実際に手帳に貼って使い勝手や使い心地を確認しています。
―――ときラボメンバーから「カレルチャペック紅茶店×ペイジェムミネットのかわいい使い方を是非教えてください!」というご質問をいただきました。シールを使ったかわいい使い方の一例があれば教えてください!
中村:マンスリーログには、1日の行幅にぴったり入る小さいシールがおすすめです。
中村:大きいシールはウィークリーログの方でシールと一緒に文字やイラストと一緒に手帳をデコレーション出来るくらいのサイズ感で作っています。ウィークリーログでも上部の日付が入ったマスの中に貼って一言書いてもかわいいです!
―――ありがとうございます!最後に、ときラボメンバーさんから「人気なのはどれでしょうか?ランキングが知りたい」というご質問をいただきましたので、PAGEMのランキングを教えてください!
中村:そうですね、これまでの人気も含めてになりますが、2023年1月始まり手帳でオススメのランキング3位は、リュミエールプチです。
小ささとスリムさが持ち運びしやすいサイズ感で人気です!小さい鞄に入れられるので便利ですね。
中村:2位は王様のブランチのブロックタイプです。
1日のタスクとちょっとしたログが書けるウィークリータイプの手帳です。きっちり1時間単位というよりざっくり1日単位で書けるので気軽に使い続けられます。
中村:そして第1位はカレルチャペック紅茶店コラボでもご紹介しましたが、ペイジェム ミネットウィークリーログです!
上部のマスで一週間のTodoを管理できるし、下部は大きなフリースペースなので自由度がある。自分好みにカスタマイズできるので、デコりたい方もメモたくさん書きたい方も使える、懐の深い手帳ですね。
・・・と、手帳の新商品たちのご紹介はここまで。次回は、NOLTYのノートシリーズ「NOLTY notebook」から発売されたあの新商品についてお届けします!
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「NOLTY エクリセレクト 」シリーズ
「PAGEM ミネット 」 シリーズ
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\文具女子博2022に「PAGEM ミネット」シリーズの限定品が登場/
2022年11月23日(水)~11月27日(日)まで東京流通センダーで開催される「文具女子博2022」に、ここでしか買えないPAGEMの限定商品が登場します!
お近くの方は是非こちらもチェックしてくださいね!
さくら🌸 さん
エクリセレクト店頭で見てみたいと思ったのですが今は店頭限定なのですね😃
カレルチャペック見本の表紙4種類全部かわいいですが、2種類ならピーチティー、ロイヤルミルクティーにされたのも分かりますし、黄色は蜂蜜みたいなイメージでかわいいな〜とも思ってました。❤
シールの使い方なども、ありがとうございます。来年の手帳はシールやマステに困らないので気楽です😃✨