#9 新商品情報③ -NOLTY notebook 編-

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みなさま、こんにちは。「手帳の現場から」では、手帳の現場の“今”をお伝えします。

 

いよいよ、今期の新商品たちの企画の裏側やこだわりポイントなど、企画担当者からの話しをお届けするシリーズの最終回となりました!

 

第3回目は、手帳ではなくNOLTYノートの新商品に関するお話しをお届けします。今回はその新商品ノートの企画開発を担当した小林に話を伺いました。



▲今期は主に日付の入っていない商品群の企画開発を担当した小林。企画部門在籍9年と、長く手帳やノートの企画開発に携わっています。



NOLTY notebook kukuru の開発について


―――これまでは手帳の新商品について伺ってきましたが、NOLTYのノートでも今期は新商品が登場していますよね。ときラボメンバーさんからも投稿があるなど、すでに反響も見られますが、改めてその新商品について教えてください!

 

小林:NOLTYのノートシリーズである「NOLTY notebook」は、手帳製本の技術を活用したノートとして皆さんにお使いいただいていますが、改めてノートを使う意味などを見つめ直し、「書くことの本質を知る大人のためのノート」というコンセプトを掲げて、「NOLTY notebook kukuru」を新商品として開発しました!

 

▲kukuruシリーズは専用のバインダーへまとめていくルーズリーフ型のシリーズとなっています。

 

 

―――改めて見つめ直した“ノートを使う意味”について、もう少し詳しく教えてください。

 

小林:今の世の中デジタルデバイスが普及している中で、アナログツールと言われる文房具を使う意味は何だろう?と。自分で紙に書いた文字を見て振り返って、それを自分のものにするツールであるべきだということから企画がスタートしました。きっかけはある本を読んだことからでした。その本というのが「東大生のノートから学ぶ 天才の思考回路をコピーする方法」。



▲「東大生のノートから学ぶ 天才の思考回路をコピーする方法

出版社: 日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)



読むと、東大生のみなさんは書いて終わりではなく、書いたものを見返して、そこからさらに自分でどんどんカスタマイズし、自分のものにしていくという内容が書かれていました。そういった方の使い方や考え方を踏まえて商品に取り入れたいと思って、株式会社カルペ・ディエムの西岡さんにご協力をいただきながら、東大生のみなさんにも意見を聞いて開発を進めました。


▲西岡さん

 

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株式会社カルペ・ディエム 西岡壱誠 

偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、二年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「暗記術」「読書術」「作文術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東京大学合格を果たす。そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。著書は『東大読書』『東大作文』『東大思考』ほか多数。ドラマ日曜劇場『ドラゴン桜』脚本監修。

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―――kukuruの開発にそんな方々が関わっていたなんて知りませんでした…!そんなkukuruのこだわりポイントを教えてください!

 

小林:まずは特徴的な4種類のノートのフォーマットですね。それぞれ Visualize、Analyze、Expand、Recombine といったテーマがあるんです。

 


特徴的な4種類のフォーマットと環境に配慮した素材


<Visualize(可視化)>

▲ベーシックな6.0㎜罫線。情報を書き出して視覚化する用途を想定したフォーマット。縦のオレンジラインを活用して情報や考えを整理できる。インデックスの色が塗れるよう左右の余白を十分に取っている。

 

 

<Analyze(分析)>

▲上部と下部でセクションが区切られているフォーマット。それぞれ上部と下部で書く内容を分けると、より整理することができる。下部の方眼スペースにはオレンジの△ガイドがあり4象限に分けて分析することができる。反転させて上下を逆にしても◎

 

 

<Expand(拡張)>

▲5.0mmのドット方眼は、枠組みに囚われず図や絵などを自由に描いてアイデアの拡張をして欲しいと考えたフォーマット。こちらもオレンジの△ガイドがあり4象限に分けて分析することもできる。

 

 

<Recombine(組み替える)>

▲ベーシックな3.5mm方眼。実は中央部分に切り取りミシンが横に入っているため、切り離してホワイトボードに貼るなど、もっと自由にアイデアが膨らむような使い方を想定した仕様に。切取ミシンが大きいと書いた時ボコボコとストレスを感じてしまうため、切り取っても切り取らなくてもいいようにマイクロミシンでストレスない状態に仕上げた。

 

 

―――4種類のフォーマットそれぞれにテーマがあるんですね。kukuruは専用のバインダー(オーガナイザー)に綴じてまとめていくことも特徴の1つだと思いますが、そちらについてもこだわりポイントがあれば教えてください。


小林:オーガナイザーは8穴のリングではがしたノートをセットしやく、セットした後書くことがあった際に手にあたりにくいバインダーになっています。素材は環境に配慮したものを採用していて、リング部分はとうもろこし澱粉を原料に使用したバイオマス複合プラスチック”を使っています。


▲リング部分の“バイオマス複合プラスチック”はとうもろこしの澱粉をプラスチックに成型する過程で混ぜ物として使っている。


▲8穴リングのため中央にリングがなく、手にあたりにくい。ノートに使われている用紙も森林資源の保全と育成に貢献できる用紙を採用している。



小林:色に関してはNOLTYの世界観に合うようオリジナルで黒に着色して作りました。また、耐久試験も行いましたが検討していた再生プラスチックよりも、とうもろこし繊維のバイオマス素材を使った素材の方が強かったのも採用した理由の1つです。



―――そうなんですね。ちなみに、kukuruというネーミングの由来を教えてください。


”ページとページをくくると考えもまとまる”ということから考えました。ノートは頭の中にある色んな情報を吐き出し繋げていける場所、という意味合いもあります。あと、私の好きなあるアーティストのインディーズ時代のバンド名だったこともあって、スッと頭にこのネーミングが浮かんできました(笑)



―――まさかのネーミング裏話が聞けてよかったです(笑)オーガナイザーも色んなカラーがあって選ぶのが楽しいですよね。最後に、ときラボメンバーさんから「オーガナイザーにkukuru用ノートは何枚セットが可能ですか?」と質問が届いていますが、いかがでしょうか? 

 

小林:100枚でも収納可能なんですが、インデックスシートなどのアクセサリー類を使うことを考えると余裕のある枚数設定をオススメします。リングも耐久性があるとはいえ金属ではないですし、軽量でスマートに持ち運べるバインダーとして開発したので、50枚程が良いと思っています。

 

 

―――50枚程ですね。ありがとうございました!

 

 

 

~編集後記~

全3回にわたってお届けした新商品たちの記事、いかがでしたでしょうか?お店に並べられた商品たちを手に取っていただくだけではなかなか伝えられないこだわりやその経緯を、少しでもみなさんにお届けしたくご紹介をさせていただきました。

事前にみなさんから寄せられた質問にも答えられたかなと思います。質問いただいたときラボメンバーのみなさん、ありがとうございました!もし記事を読んで聞きたいことがありましたら、お気軽にコメント欄にお寄せください。

 

お店で新商品を手に取られた時、ご購入いただいた方は使っていただいている時に、今回の記事を思い出していただけると、また違った見方や愛着が湧いたりするのでないでしょうか?

ご購入いただいた方はぜひ、その使ってみた感想や使い方をときラボで教えてくださいね!



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