基本ルールを押さえてどんどんカスタマイズ! バレットジャーナルを始めてみませんか?

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コメント:3件

みなさんは、バレットジャーナルをご存知ですか?

初めて耳にした人もいれば、もう何年も続けています!という人もいるかもしれません。


バレットジャーナルは、日々頭の中にあふれるたくさんの情報を整理するためのメソッドとして注目され、世界的に広がりました。必要な道具はノートとペンのみ


昨今は、タスク管理や予定管理といった元来の目的の枠を超えて、「思考を整理して新しい自分に出会いたい!」「ノートに書き出して新しいアイデアにつなげたい!」など、バレットジャーナルを通して自分らしい時間〈とき〉をデザインすること、自分だけのノートを育てていくことそのものを楽しむ人も増えているようです。


デジタル時代にあえてアナログで、ペンを片手にノートに向き合うバレットジャーナル。その魅力や書き方などを紹介していきます!



そもそもバレットジャーナルって何?



バレットジャーナルは、市販のノートを使用してタスク管理やメモ、日記を自由にカスタマイズできるノート術のこと。好きなページをたくさん盛り込んだ、柔軟で自分好みに使えるオリジナルの手帳をつくることも可能です!


バレットジャーナルのバレット(bullet)は箇条書きの際に使う「・」を指す単語です。このバレットと、手帳や日記を表すジャーナル(journal)を組み合わせたのが「バレットジャーナル」。もともとは、アメリカのデジタルプロダクトデザイナー、ライダー・キャロル氏が、自身が抱えるADD(注意欠陥障害)による困りごとを解決するために始めた取り組みです。


メソッドの内容はいたってシンプル。タスク、予定、アイデアなど思いついたことを何でも、バレット(・)を使ってノートに素早く箇条書きしていきます(この書き方はラピッドロギングと呼ばれています)。


文章で書き連ねるのではなく、あくまで素早く!箇条書き!が超重要。「これは書いていいかなあ…」などと悩まず、間髪入れずに書きます。そして、この箇条書きした内容を「KEY(キー)」と呼ばれる簡単な記号で管理することで、日々の思考や行動、タスクなどを整理していきます。


書き方の詳細もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください💡



バレットジャーナルのメリット


「書く」ことで思考が整理され、自分とじっくり向き合える

筆記する際、いちど頭の中で情報をかみ砕いて必要なことを取捨選択するため、自然と思考が整理されます。また、手を動かして書く行為は、同時に「考える」というとても大切な行為が伴い、デジタルで打ち込む以上に集中力を要するため、自分とじっくり向き合う豊かな時間になると考えられます


うっかり忘れ・先延ばしグセを解決できる

予定やタスク、箇条書きしたことをひとつずつ振り返る仕組みになっているので、うっかり忘れてしまう、いつまでも先延ばしにしてしまう…ということを解消できます。


ちょっとしたアイデアも取りこぼさない

思いついたことはとりあえず書くというルールなので、すぐに忘れてしまいそうな小さなひらめきやアイデアも取りこぼさず、しっかりノートに残すことができます


見返しながら新たな気づき・アイデアが生まれる

過去のページを見返したとき、思いがけない自身の成長や変化に気づくこと、新たなアイデアやひらめきにつながることが期待できます。



現在の思考や予定・タスクを整理するだけでなく、1冊のノートから豊かな時間が広がり、未来へのプラス要素もたくさん生まれる。それがバレットジャーナルの可能性であり、大きな魅力なのです。


仕事に家事に育児など、やること・やりたいことがたくさんある人はもちろん、手帳やノートが好きでつい買ってしまうけれど、使い道に悩んでいる。スケジュール管理ではない手帳の楽しみ方を探している方におすすめ!


どんな考えでもとにかく箇条書きで書く!というバレットジャーナルは、思考を一つ一つを整理して、一つ一つクリアにしていくことができますし、自分だけのノート作りを楽しむこともできるでしょう◎



簡単3STEP!バレットジャーナルの基本の書き方


用意するものはノートまたは手帳、そしてペンです。


バレットジャーナルの由来にもなっている箇条書きの際の「・」の記号。こうした記号をバレットジャーナルでは「KEY(キー)」と呼び、以下のようなルールで使用していきます。


「・」 タスク…その日にすぐ実行するレベルのこと

「〇」 イベント…誕生日、子どもの行事、仕事の大きな予定など

「-」 メモ…すぐに実行しないけれど書きとめておきたいこと、情報など

「*」 重要…とくに重要なこと

「!」 アイデア…ちょっとしたひらめき、後で役に立ちそうなことなど



ページ番号のないノートを使用する際は前準備としてページ番号を振っておきます。ただ、これはなかなか手間のかかる作業ですので(1ページ飛ばしてしまったときのショックも考えると…!)もともとページ番号が印刷されているノートや手帳を使うことをおすすめします。



▶Step1 コンテンツをセットアップしよう


バレットジャーナルでは、いくつもの項目をわかりやすく管理するために、まずは基本の4つとなるページ「Index(インデックス)」「Future Log(フューチャーログ)」「Monthly Log(マンスリーログ)」「Daily Log(デイリーログ)」をノートに設定します。




これらの基本コンテンツを設定しつつ、例えば「読みたい本リスト」「行きたい場所リスト」「食べたいものリスト」「欲しいものリスト」など、自分が書いてみたいなと思うコンテンツを加えると、書き込む楽しさもぐんと増します。バレットジャーナルのオリジナリティを左右するこのセットアップ作業。ぜひ楽しみながら考えてみてください。もちろん、後日コンテンツを追加するのもOKです!



▶Step2 それぞれのコンテンツに書き込んでみよう


Indexは最初の1~4ページにセットアップしましょう。書き込むことが少ない時はそれほど必要性を感じないかもしれませんが、コンテンツが多岐にわたる場合にはこのIndexがあるととても便利です。


Future Logは5~8ページを用います。年間のイベントやざっくりとした予定のほか「このあたりまでにこれをやり遂げたい」といった目標や夢なども書き込んでみましょう。



その次に、Monthly Logをセットアップします。1カ月1ページとする場合は、12ページ分用意しておきましょう(イメージ例では、9~20ページまでがMonthlyLogになります)。

そして、Future Logの内容よりも具体的な予定、その月に決まっている予定ややっておきたいタスク、達成したいことなどを書き込んでいきます。このページは手帳の横罫カレンダーに似ていて、見慣れている人、使い慣れている人も多いのではないでしょうか。



上記3つをセットアップした後は、Daily LogとしてKEYを多用して、タスク・予定・アイデア・気づき・発見・考えたことなどを箇条書きしていきます。

 


上記でご紹介したページ数はあくまでも目安。書き込みたい量にあわせて、ご自身で調整して問題ありません◎



▶Step3 KEYでチェックしながら振り返りをしよう


1日(1カ月)ごとに箇条書きした内容を以下のKEYを使ってチェックしていきます。


「×」 完了

「>」 翌日(翌月)に移動

「<」 翌月以降もしくはFuture Logなど、かなり先に移動


 



バレットジャーナルを長続きさせるヒント&まとめ


最初からたくさんのコンテンツを書こうと考えず、まずは負担を感じない程度に簡単&シンプルに始めてみましょう。1日の中で書く&振り返る「バレットジャーナル時間」を決めておくと、習慣として定着しやすいのでおすすめです。


続けていく中できっと「こんなページもあるといいな」「こんなことを書きたいな」と、いろいろなアイデアが沸いてくると思います。その際には、オリジナルのコンテンツをどんどんセットアップして、楽しいページを増やしていきましょう。自分好みの内容でページを埋めていく、それこそがバレットジャーナルの醍醐味です。


最後に…ツール選びも長続きさせるための大事なポイントです! お気に入りのノートや手帳でバレットジャーナルを作れば、手元にあるだけでワクワク感を味わえます。日々書き込む時間が楽しみになるような、そんな1冊を見つけて、充実したバレットジャーナルライフを楽しんでくださいね!



バレットジャーナルにおすすめのNOLTYアイテムをご紹介


▼2025年3月に新発売!オリジナル手帳専用紙5種類の中から、ホワイト用紙とクリーム用紙を採用しました。


▼ページ番号付きでバレットジャーナルを始めやすい!「NOLTYノート クリエイティブモデル」


▼ページ番号付きのメモページが充実したNOLTY エクリA5シリーズ(1月始まり・4月始まり)

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まさに今、バレットジャーナルを実践してみているところでした!かなり自己流になってきちゃっていますが…また投稿します😊

返信する
2025.02.21

私も自己流です。⬜︎を描いて、着手したら斜線を引いて〼にする。完了しなければ下半分の三角を塗り潰して、続行する期日を付記して、当該箇所に転記する。必要なしと判断したら上半分を塗り潰して本文も横線で消す。完了すれば⬜︎を塗り潰し、◾️にする。つまりはTODOリストを流用しています。

返信する
2025.02.22

nice idea 💡参考にしたいです。

ありがとうございます♪ 私に合っているかも👍


返信する
2025.02.28