なんでもいいから書いてみる。かんたんライフログのすすめ

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コメント:4件

これまで、手帳は時間管理や情報管理などタイムマネジメントに使われることがほとんどでした。しかし、働き方やライフスタイルの多様化に伴って、先々の予定を書くだけではなく、趣味の記録を残したり日々の暮らしを記録したりと、自分らしい豊かな時間〈とき〉をデザインするために使われることが多くなってきました。


手帳の使い方の幅が広がってきている現在、注目が高まっている手帳活用術のひとつが“ライフログ”です。実際にやったことはなくても言葉自体は知っている、興味があってやってみたいと思っている、そんな方も少なくないかもしれません。ライフログとは具体的にどのようなものなのか。ライフログに取り組むとどんないいことがあるのか。気軽に始められて、長く続けられるコツを紹介していきます!



そもそもライフログって何?


ライフログとは生活(ライフ)+記録(ログ)を組み合わせた言葉で、日常の体験や気づき・行動や感情を、手帳やノートなどに記録していくことを指します。日記のようにも思えますが、そこには少し違いがあります。日記はその日にあったできごとを記録するのが基本ですが、ライフログで書くことはもっと幅広くて自由。食べたものの記録、体の調子の記録、今日の気分の記録など…何を書いてもOKです。

 


書く内容が自由なら、書き方もまた自由。かならずしも文章にする必要はなく、たった一言書くだけでもOK。毎日書かなくても問題ないし、1日の終わりにこだわらず、書きたい時間に書けばよい。つまり、とても自由度が高くてとても気ままなものだと覚えておいてください。


では、そんなに気ままな記録で何かいいことがあるのでしょうか?


実はいいことがたくさんあります!次にライフログで得られるメリットを紹介しますので、ぜひその魅力を知ってもらえるとうれしいです。



ライフログをつけるメリット



☑ 日常の些細なことを残しておける

日常のちょっとしたことというのは、過ぎてしまえば(下手すると翌日でも…!)驚くほど覚えていないものです。ところが些細なことこそ、後で思い出したときに意外と大きなインパクトがあったりもします。そういった日常のことを書きとめて残しておけるのがライフログのメリットのひとつです。


☑ 書く時間が「自分と向き合う時間」になる

自分に起きたことを書きとめる時間は、言ってみれば「自分と向き合う時間」。書くという行為を通して自分の考えやできごとを客観視する、あるいは整理することができます。1日に少しでもそんな時間を意識的に作れると、気持ちのリセットやストレス解消、リラックスにつながるのではないでしょうか。


☑ 自分の行動や思考パターンを知ることができる

ライフログで蓄積されたデータを振り返ると、「〇〇の後には××することが多い」「こういうときに落ち込みがち」など自分の行動パターンや思考パターンが見えてきます。体調や気持ちの動きを把握できれば、事前の対策や心の準備などポジティブなアクションにつなげることも可能です。データとしての一覧性の高さが、手帳やノートを使ってアナログで残すライフログのいいところでもあります。


☑ 自分の成長や変化に気づくきっかけになる

大人になると、日常の中で自分の変化や成長に気づく機会はぐんと減ります。ライフログを1カ月、3カ月、半年…といった単位で振り返ると、そこに自分の変化や成長が見てとれるはず。目標に向かうエネルギーや自信を与えてくれるのも、ライフログのいいところです


ほかにもライフログのメリットはさまざま。思い出がコレクションのように形として残っていくことも、純粋にうれしいものです。

 



どんなライフログにする? 何を書けばいい?


ライフログを始めたい気持ちはあるけど、何を書けばいいのかわからない…

そんな方のために、いくつか例を挙げてみようと思います。


例1)ダイエットや健康管理のログ 

NOLTY メモリー2 


<書くこと>

食べたもの…食事の内容、間食の内容、カロリー数など

運動内容…ランニング距離、歩数、ワークアウト内容など

体重、体脂肪などの体組成データ

健康状態…血圧などのバイタル、体の調子、睡眠時間、女性の月経周期、頭痛・腹痛などの症状もあれば


<役立つポイント>

体重の増減や食事の内容を振り返りながら見直しできることは、ダイエットの目標達成に効果的。体調変化の波を把握できると健康面で何かと対策しやすく、QOLの向上にも役立ちます。



例2)趣味のログ

 ▲NOLTY ティオA5 ブロック2W


<書くこと>

本、映画、ドラマ等について…タイトル、内容、感想、印象に残ったワードやセリフなど

推し活…推し活内容、推しへの思い、購入したアイテム、推しのニュースなど

そのほか…食べ歩き、カフェ巡り、旅行、ハンドメイドなど趣味に関すること何でも


<役立つポイント>

趣味に関するライフログのポイントは何よりも「書いて楽しい&振り返って楽しい」ことで、日々に彩りや小さな幸せが生まれるでしょう。手帳のカレンダーと余白を上手に活用すれば、趣味のスケジュール管理とライフログがスマートに1冊に収まります。



例3)勉強のログ 

NOLTYノルティ アクセスA5-3


<書くこと>

取り組んだ科目

勉強内容のデータ…勉強時間数、テキストのページ数、学習した内容のサマリーなど

進捗度、理解度、学習の感想・反省、決意など


<役立つポイント>

資格取得、検定合格など目標に向かって勉強を進めるなかで、現時点での学習状況を可視化するのに便利。学習方法の見直し、課題の洗い出し、ペース配分の調整などに役立ちます。



ほかにも…

子どもの行動や会話などを書く子育てライフログ、ビジネスで出会った人や考えたことなどを書くお仕事ライフログ、掃除や料理などの内容を書く家事ログ…などライフログの切り口は実にさまざま。ログが仕事や家事などタスクの効率化につながることも期待できますよ。 


NOLTY アクセスA5-2


また、おなじみの「家計簿」もライフログのひとつです。収支を書いてもいいですし、その日に使ったお金を記録するだけでもいいですね。ふと思い浮かんだ言葉、いいな・いやだなと思ったこと、脈絡のない心のつぶやき…ただそれらをメモすることだって立派なライフログです。


書き方のポイントとしては、記録の内容に合わせて、天気、気温、場所、時間なども併記しておくと、データがより充実します。また、体調をはじめ「良い・悪い」を記すときは「😊😐☹」といったマークで表すのもおすすめ。評価を記すときは「★★☆」など星の数で表すとわかりやすく、見た目もすっきりとします。



ライフログを長続きさせるコツ・心得


ご紹介したように、ライフログはとても気軽に始められるものです。でも、せっかく始めても、三日坊主で終わってしまってはそのメリットを感じることができません。そこで、ライフログを長続きさせるためのいくつかのコツと心得をお伝えしたいと思います。


☑ 書きたい・書きたくなるテーマで書く

役に立つかどうかという視点よりも、まずは日々書きたいと思えるかどうかで、書くことを選ぶほうが楽しい気持ちで続けられます。


☑ 空白の日があっても気にしない

毎日絶対に書かなければと思うと、たちまちライフログは重荷になってしまいます。空白もひとつのログ。後で見て「書くことなかったんだなあ」「余裕なかったんだなあ」と思い出すのも豊かなひとときです。


☑ 自分に合ったスタイルを見つける

毎日書く時間を決めたい人、決めたくない人。書き方にルールを作ったほうが書きやすい人、その時々で自由な書き方をするほう好きな人。自分が心地よく続けられるスタイルを見つけるのも長続きのコツです。


☑ デコレーションを取り入れて楽しむ

ペン、シール、スタンプ、マステなどを使ってオリジナルのライフログを作り上げていくのも楽しみながら続けるポイント。ワクワク感やきれいにできたときの満足感が継続のモチベーションになるでしょう。

 

▲書くことがそんなにない日は、思い切ってシールで埋めちゃうのもOK(ペイジェムミネットたっぷりスリムダイアリー


☑ 使いやすい手帳やノートを選ぶ

決まりはないので何に書いてもよいのですが、日付けがある・ない、1日の枠のサイズや形、ページのレイアウトなどによって使い勝手は変わってきます。自分にとって使いやすい1冊に出会えるとライフログも無理なく続けられることでしょう。


書き方も、書く内容も、書くペースも、決まりがなくてとにかく自由なのがライフログ。書きながら自分と向き合う時間は、きっと自分自身にポジティブな影響を与えてくれるはず。ぜひお気に入りの手帳を見つけて、ライフログを日常に取り入れてみてください!



NOLTY・PAGEMのライフログにおすすめの手帳はコチラ!


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とても読みごたえがあり、私が大好きな形式の記事でした!

ありがとうございます!!


趣味のログのところの

>趣味に関するライフログのポイントは何よりも「書いて楽しい&振り返って楽しい」ことで、日々に彩りや小さな幸せが生まれるでしょう。


>役に立つかどうかという視点よりも、まずは日々書きたいと思えるかどうかで、書くことを選ぶほうが楽しい気持ちで続けられます。


が特にグッときました😭

書いて楽しい、振り返って楽しい。こんなに素敵なことは無いですよね。

手帳自体は普段から使っていましたが、上でご紹介されていたような「ライフログ」をやりたくなりました。

返信する
2024.07.31

こんな綺麗におしゃれな手帳ページが作れたら、、といつも思ってしまいます。 まずは、用意するものから、とシール、マスキングテープ、包装紙など準備はできてきてはいるもの、センスのなさや、書き方がまだまだです。

刺激を頂いてステキなページを作れるようになりたいです。

返信する
2024.08.01

どのタイプもお洒落な頁になっています🎵

こんな風に書ける貼れるようになりたいなぁ

尊敬です❤️

返信する
2024.08.01

よい刺激になる素敵な記事を

ありがとうございます!


バーチカルに挑戦中なので

とても参考になりました!

自分時間にCHIGIRU(かな?)を

貼ってあるのを早速真似したいと

思いました!!


仕事中も何書こう…と思ってたので

ランチのログと

出来事や所感をなにかしら

書いてみたいです✨

返信する
2024.08.09