【PAGEMリバティ手帳の意外な活用法】表紙カバーに使われている生地の再利用!

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1949年、生産現場のコンサルティング活動を行っていた日本能率協会が、「時間もまた資源である」という考えのもと、戦後まもない日本で初めて“時間目盛り”を採用した手帳として「能率手帳」を発行しました。その後、人材育成支援事業、手帳事業、出版事業等の事業部門を集約し、1991年に日本能率協会から分離独立する形で㈱日本能率協会マネジメントセンター(略称:JMAM)が設立されました。


「JMAM手帳を知る」では、手帳づくりの舞台裏を垣間見たり、歴史を振り返ったり…。社員すら知らない!?情報も盛り込みながらJMAMが手がけてきた手帳のあれこれを毎回いろんな角度からお伝えしていきます。


今回は、NOLTYやPAGEMの手帳を発行する日本能率協会マジメントセンタ―に勤めている、福田さん(仮称)のペイジェムリバティ手帳の意外な活用法についてご紹介したいと思います。


福田さんはリバティが大好きで、手帳の表紙カバーをリバティの生地で自作したり表紙カバーに使われている生地をリメイクしたりと、さまざまなアレンジをされているそうです!そんなリバティ愛溢れる方が社内にいるという情報を聞きつけ、さっそく取材してみました!


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リバティプリントとは


1875年に創立された、イギリスのロンドンにあるリバティ社が手掛ける、オリジナルファブリックのこと。これまでに制作されたプリントデザインは約4万点ともいわれ、登場から1世紀を超えた今でも、伝統と格式は受け継がれたくさんのファンに愛されています。


リバティを代表する生地素材のタナローンは、非常に細かい糸で編まれた上質なコットン生地のことで、エチオピアにあるタナ湖の近くの綿花を原料としていたことが名前の由来とされています。柔らかくしなやかでシルクのような光沢があり、優しい肌触りが特徴です。


PAGEMでは1996年版からリバティとコラボした手帳シリーズが登場。洗練された色使いと可愛らしい花柄が魅力で、表紙カバーはプリント用紙ではなく、本物のタナローン生地が使用されており、柔らかいコットンの風合いを感じられる人気シリーズのひとつです。

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コロナをきっかけに、思い切って洋裁デビュー


2020年、コロナ禍によって在宅ワークなどで使える時間が増えたときに、なにかを始めたいなと考えていました。もともとワンちゃんが好きで、Instagramで繋がっている友人や知り合いが、ハンドメイドでワンちゃんの服を作っているのを見て洋裁に興味を持ったんです。

 

それまで、子どもが小さかった頃にちょっとした洋服を作ったり、学校で使う巾着を作ったりしたことはあったんですが、本格的に洋裁をしたことはなかったので、新たなチャレンジでした。思い切ってマンツーマンでのレッスンも受けてみたり、衝動的にミシンを3台買ってしまったりと、思いついてからは早かったです(笑)


                                                     


リバティと出会ったのは、何年も前に新婚旅行で訪れたイギリスで、リバティの店舗を見て素敵な柄があるなと思い、お土産にハンカチを買ったりしていたんです。洋裁デビューして生地を購入しようとした時に、ふと思い出して何点か購入してみました。


そこからは、リバティ沼にどっぷりつかってしまっている気がします。SNSをチェックしたり、新作をチェックしたり、コレクションみたいなところもありますね。自分の知らない自分を見つけた感じです(笑)


 



気分や季節で雰囲気を変えて楽しめるのがハンドメイドの魅力


始めは洋裁の先生に習いながら、ワンちゃんの洋服を作りました。少し慣れるとあれも作れそう、これも作れそうと思いつくようになって、普段持ち歩く手帳や文庫本のカバーを作るようになりました。好きな柄、好きなカラーが日々触れるところにあると、気持ちがあがりますし、自作したものはやっぱり愛着がわきますよね。


クリアカバーがかかったタイプの手帳なら、生地を手帳の大きさに合わせてカットしてクリアカバーにはさむだけなので、慣れていない人でも30分あれば作れると思いますよ。カットした生地のフチは、布用の両面テープを使って折り返して補強しています。


 

 


タナローン生地と呼ばれるリバティ社の一般的な生地の他にも、厚手の帆布生地、起毛加工されたエアリーコットなど、リバティには生地の種類がたくさんあります。気分でデザインを変えたり、季節によって雰囲気を変えたりして楽しめるのも、ハンドメイドの魅力だと思いますよ。


手帳やノートの大きさを変えるタイミングで、ストックしていたものはリメイクしちゃったりもします。そのままちょっとしたハンカチにしてみたり、花瓶などの敷物にしてみたりと、程よいサイズ感なのでいろいろ活用しないともったいないじゃないですか。


 


洋裁が得意な人など、リメイクのアイデアがあったらぜひ教えていただきたいです! 



PAGEMリバティシリーズの手帳に使われている生地がもったいない!


PAGEMがリバティとコラボしている、「ペイジェムリバティプリント スリム」「ペイジェムリバティプリント A6」には、リバティ社の本物のタナローン生地が使われているのをご存じでしょうか?


 


生産・加工の観点からだと思うんですが、裏に紙が貼り付けてあるので、縫ったりしてリメイクするのは難しいですが、そのまま敷物にしてみたり、ハート形などに切ってシールにしてみたりと、この表紙カバーに使われている生地の活用方法はたくさんありますよ!洋裁好きの方には物足りないかもしれませんが、初心者の方にはほつれにくくなっているので、扱いやすいかもしれません。

 

以前までデザインが紙などに印刷されているだけだと思っていたんですが、手に持ってよく見ると、タナローンのコットンの柔らかい風合いがちゃんと感じられるんです。働くまで気付きませんでしたが、ここまでこだわって作られていたなんて正直驚きでした。使い終わった手帳を保管して見返すことも楽しいですが、PAGEMリバティシリーズの手帳をご愛用の方はぜひ、1年間使い終わった後に表紙カバーに使われている生地を再利用して、リバティのある生活をもっと楽しんで欲しいなと思います!


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ペイジェムリバティプリント A6 日曜(イルマ,キアラ)

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リバティプリントの再利用は、思いつきませんでした。

ただプリント生地を外してしまうと手帳自体がとっても殺風景になってしまうのが残念です。

写真のように表紙が綺麗なカラーだといいのですが、私の持っているものは、ほとんどクリームぽい白です。

また、オリジナルの組み合わせが作れるのは、知りませんでした。

来年は、リバティのオリジナル作ろうかな?

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2024.03.15

カバーと中身が選べるなんて、素敵ですね♡

手帳選び、永遠の課題の「カバー×中身」。

自分仕様に出来るのは素敵だけど、

新たな出会いとのチャンスが減る様な気もする・・・(笑)

手帳の悩みは尽きないです(*^^*)


返信する
2024.03.16