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【BOOK x 時間〈とき〉デザイン】これぞ心の処方箋。失いかけていた自分らしさに出合える物語!

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ときラボメンバーのみなさん、こんにちは。

本屋大賞実行委員会スタッフからの、時間〈とき〉をデザインするためのヒントとなる本の紹介をお届けします。


※この投稿が始まった経緯はこちらをご覧ください。

今回はKADOKAWAより刊行の『 夜空に浮かぶ欠けた月たち』(窪美澄 著)を紹介します。


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窪美澄『夜空に浮かぶ欠けた月たち』(KADOKAWA刊)


この世はどうしてこんなにも理不尽で生きづらいのだろう。

コロナ渦によって生活環境が激変し、これまで以上に人間関係に対するストレスも増している。そんな切実な現代を映し出す鏡のような物語。登場人物たちは、様々な壁にぶつかって自分を見失い、メンタルクリニックに通う人たちだ。

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