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【BOOK x 時間〈とき〉デザイン】味に秘められた家族の声と記憶

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ときラボメンバーのみなさん、こんにちは。

 本屋大賞実行委員会スタッフから、時間〈とき〉をデザインするためのヒントとなる本をご紹介します。

 

※この投稿が始まった経緯はこちらをご覧ください。

 

第2回目となる今回は、小学館から発売されている『父のビスコ』をご紹介します。


 

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『父のビスコ』平松洋子著 小学館


台所から聞こえる音や家族の声が込められた随想集。復員した祖父が持ち帰った金平糖を兄妹で奪い合い叱られた母の話や、どんぐりの炊き込みご飯の苦さを語る父の話に、懐かしい風景が甦った。著者の平松洋子さんは倉敷出身。思い出の端々に風にそよぐ柳の木が見えてくる。


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