時間〈とき〉ラボ運営事務局 さん
2025.06.10
『日本書紀』の記事に、天智天皇が671年4月25日に漏刻と鐘鼓で初めて時を知らせた日が記されており、この日を太陽暦に換算して定められました。第1回の時の記念日は1920年に開催されました。
当時、社会生活の近代化が推進され、時間厳守や効率性の向上が重視されていたこともあり、この年、伊藤博邦を会長に、渋沢栄一らが参加して生活改善同盟会が設立。同会は「時間を正確に守ること」を掲げ、文部省と共催で「時の展覧会」を東京教育博物館で開催されたそうです。
古時計や暦、天文資料などが展示され、天智天皇の故事にちなみ、6月10日を中心に行われました。また東京天文台長の河合章二郎が「漏刻祭」を提唱し、時の重要性を宣伝したそうです。その後「時の記念日」という名称が決定されました。
<その他の記念日>
・路面電車の日
・こどもの目の日
・商工会の日
・てっぱん団らんの日
・ところてんの日
・谷津干潟の日
・夢の日
・ローストビーフの日
・露点計の日
・ミルクキャラメルの日