時間〈とき〉ラボ運営事務局 さん
2025.05.20
1941年5月20日に、東京・芝浦/竹芝の2つの埠頭が完成。国際貿易港として開港指定を受けました。それを記念して東京都が制定した記念日です。それまでの外港は横浜港のみでしたが、関東大震災をきっかけに東京にも大型船が入港できる港が必要になり、東京港が作られたと言われています。東京港のある有明、お台場、芝浦、豊洲などは現在、開発が進んでいますが、その起源は15世紀に遡ります。この時、太田道灌によって江戸城が築かれ、周辺の「江戸湊」として港が開かれました。当時、海岸線は現在の皇居周辺まで広がっており、日比谷は「日比谷入江」と呼ばれる浅瀬でした。江戸時代になると、徳川家康が江戸を港湾都市として発展させることを計画し、その一環として江戸湊の整備に着手しました。特に、現在の駿河台にあたる「神田山」と呼ばれる丘陵の土砂を使って日比谷入江の埋め立てが行われ、これが東京港の埋立の始まりとなったそうです。第二次世界大戦後、東京港は復興と経済成長を支える重要な役割を果たしたと言われており、特に1967年に整備された日本初の本格的なコンテナターミナル・品川埠頭は国際物流の拠点としての地位を確立したと言われています。
<その他の記念日>
・子連れの日
・こんにゃく麺の日
・世界ミツバチの日
・成田空港開港記念日
・電気自動車の日