まな(mana96) さん


plannerのファンサイトでこういう話をするのはやや逆説的ですが,私が最近心がけているのは「計画過剰にならないこと」です。
この数カ月,あまりなじみのなかった領域の人たちとプロジェクトでご一緒する機会がありました。よく言えば私だけが用意周到型,残りのメンバーは臨機応変型で,準備段階で小さな衝突が複数あり,立場上私が引く形で本番に臨むことになりました。私にとっては不安が強く,かなり精神的な負荷の強い仕事となりましたが,結果を見ればまずまず成功で,準備ができていなかった部分も大きなトラブルなくやり過ごすことができました。
(内心,運が良かっただけじゃんという気持ちはあるのですが,いったんここは飲み込むこととします。)
今回私がしみじみ実感したのは,私が良かれと思ってする先読みが,客観的にはだいぶウザいということです。10年前の自分なら,自分こそが正しいと信じ続けることができたかもしれないのですが,いろいろな考え方に触れた今では,良くも悪くも相対化ができてしまいます。
前もって準備をしておけば経済的なコストを抑えることができ,ここぞという時に徹夜する羽目にならず,肝心な日に走り回ることもないではないか,とは今でも思っています。ただ,必要以上に綿密な計画を立てることは,認知資源の無駄遣いという側面を持ち,なんとなく私はそれを無尽蔵にあってナンボでもつぎ込める気がしているけれども,そんなのは人によるしコレ以外に使いたい人だっているんだよなあ,と今なら理解できます。
(4日連続で1日3万歩以上駆け回る羽目になったことと,その間の睡眠時間が平均2時間だったことを飲み込もうとしています。)
このように,怨念のようなものを背負ったまま書くのですが,チームで仕事をする場合,どれだけの知力を段取りに割くかは,メンバーの(場合によってはボスの)好みによって選択すべきことなのだと学びました。そして自分がボスの場面では,他人に用意周到であることを強いるのも可能ではあるけれど,そうすることが必ずしも正義ではないという感覚が必要だなと思うようになりました。ちょっとオトナになれた気がします。
準備が少ないときは,手帳も薄くて大丈夫。今回はA5サイズの薄型システム手帳,Plotterが大活躍でした。

図面やタイムテーブルはiPadに入っていても,プリントアウトして持っている方が便利だなと感じます。どうせ端末を持ち歩くしかない環境で,あえて紙で持つべき情報とは何なのか,また考えをまとめて書いてみたいなあ。