まな(mana96) さん


私が2025年に挑戦し,達成できたのは「スキマ読書記録」です。
はっきりとは認識していなかったのですが「今月のテーマ」を機に手帳を振り返って気づきました。
必要があって読んだ本(仕事で読む本や,知りたいことがあって読む本)についてはわりとマメに記録をとるのですが,電車での移動中やだらだら入浴しているときに無目的に読んだ本(主に小説と新書)のことは記録する習慣がありませんでした。
張り切って出かけたレストランのメニューは日記に書くけど,帰り道の水分補給で買ったペットボトルのことは心に留めることもなく忘れていく,というのと似た感じです。
これまでも気まぐれにメモしたことはありましたが,1年を通して継続したのは初めてだと思います。たぶん私は,記録のための記録というか,はっきりした目的なく記録をとり続ける,ということが苦手なのでしょう。実際には時間が経って読み返すとおもしろいだろうと思うんですけどね。
来年やってみようと思っているのは,(1)電子書籍のハイライト機能の活用と,(2)スキマ読書記録の電子化です。
(1)電子書籍のハイライト機能の活用
Kindle(Amazonの電子書籍サービス)でハイライトした(ラインマーカーを引いた)部分は,Webブラウザで簡単に一覧表示・テキストコピーできます。知ってはいるのですが,使いこなしていません。
これまでもハイライトすることはあったのですが,主に誤植や語の誤用,ロジックの混乱,執筆者の手癖など,校閲でマークするような部分に印をつけていました。価値ある指摘ができそうなときは出版社・著者に連絡することもありますが,そんなことは非常に稀で,多くの場合二度と見返すことがないので,もうちょっと別の目的でこの機能を使ってもいいんじゃないかなと思っています。
(2)スキマ読書記録の電子化
今年一年やってみて実感しましたが,単に既読本のアーカイブをするなら,紙に手書きよりデータ管理の方が合理的です(そんなこと試す前からわかるだろと言われれば,まぁそうです)。著者,タイトル,出版社などの書誌情報の他,私の場合は,なぜその本を読もうと思ったのか(書評で紹介されていたとか,ドラマ化で話題になったとか)という動機も残すとおもしろそうだなと思いました。管理の方法はExcelにするかNotionにするかで迷っています。
紙のスキマ読書記録も,形を変えて継続しようと思っています。高望みすると億劫になって続かない気がするので,特別何か考えたときだけ短い感想文を書こうかなとか(と書きながら,続かなさそうな予感)。ちょっとした感想って,だいたいは読んだ直後に身近な人との世間話で消化してしまって,一週間もすると何もかも忘れるんですよね。その程度の重みの情報ではありますが,数年後の自分のエンタメのために残してみたいなぁと思っています。
そうそう,読書に関わる"今年初めて”シリーズではもうひとつ,短いフィルム付箋がたいへん便利でした。カンミ堂が「読書に最適」として販売している商品です。
トップ画像の通り,クリップ付きのものを買って,本来はクリップの片面にしかない付箋を反対側にも増設して4色にしています。クリップのおかげで鞄の内ポケットに留めておけるし,そうでない場合も程よくかさばって紛失しにくいので重宝しました。
最後脱線しましたが,来年は読書記録のシステムを一新したいと思い,今からあーでもないこーでもないと考えています。読書記録について知見のある方はぜひアドバイスをください!
ジージョ さん
まなさん、こんにちわ
わたしもkindleのハイライトは上手に活用できていないのですが、まなさんの「校閲の観点でのハイライト」!そこ!って思いました。たしかに、校閲したいところ、たまにあります。
活用できていないながらも、小説やエッセイの類であれば感情的にはグッと来たところ、技術書であれば大事なところ、あとは英文だったら後で文法や単語をチェックしたいところ、でしょうか。
わたしも自分の活用について気になっていたので、もう少しハイライトしてみたいと思います!
まな(mana96) さん
ジージョさん,コメントありがとうございます!
いただいたコメントを受けて初めて考えたのですが,本の種類によってハイライトの目的は自然に変わるものなのですね。うーん,たしかにそうです。その点も考慮に入れて,今後の運用を決めなければなりませんね。貴重なご指摘をありがとうございました!