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手帳メーカーの新卒社員をインタビュー!手帳との出会いと“書くこと”の魅力

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みなさんこんにちは。ときラボ運営事務局です。


「わたしと書くこと」では、手帳やノートなど“書くこと”で、時間〈とき〉をデザインしている方・実現しようとしている方にお話を伺い、書くことの意味や書くことでの変化などをご紹介していきます。


今回は「新卒社員が語る手帳との出会いと魅力」というテーマで、今年4月にJMAMへ入社した2人の社員に、手帳との出会いや魅力についてお話を伺いました!


社会人1年目のフレッシュな視点で語られる“書くことの価値”や手帳体験を、ぜひお楽しみください。

 

▲2人とも2025年の4月に手帳事業部の営業担当として入社。現在は書店や文具店の手帳売り場の立ち上げのため、さまざまな店舗を回って奮闘しています。左)棚橋 右)百瀬


2人は2025年版エクリプラスシリーズの商品紹介にモデルとして登場しています。このコラムは未公開写真を使っています! ぜひ最後までチェックしてくださいね。



手帳との出会いと“書くこと“について


―2人は今年の春、新卒で社会人の仲間入りをしました。学生時代までとはまったく違う環境に飛び込み、期待と同時に不安もあったと思います。まずは、手帳との出会いやこれまでの使い方について教えてください。

 


百瀬)

小さい頃に父母が手帳好きで、贅沢ではあるんですが自由帳代わりに絵や文字を書いていた記憶があります。本格的に手帳を使い始めたのは中学時代です。委員会やテストのスケジュールを書いたり、ボールペンイラストにはまってカラフルなページにしたりしていました。


当時は週間レフトタイプを日記のように使い、予定はマンスリーを中心に管理していました。高校に入ると、もっと時間を意識しないといけなくなって、週間バーチカルタイプに切り替えました。勉強時間を細かく記録できるのが楽しくて、その頃から“手帳を開く”ことが自然な習慣になっていきました。


受験期の手帳を振り返ると「あの頃大変だったな」と思い出すことができて、今も励まされています。過去の手帳はほとんど残していて、時々読み返すのも楽しみです。

 


棚橋)

母が薄いマンスリー手帳を使っていて、小学2年生くらいのときに憧れて自分でも買ったのを覚えています。選ぶこと自体がとても楽しみで、1月はカレンダーに友達の誕生日を書いたり、予定をたくさん書いているのに、だんだん白紙が目立っていくんです(笑)


中学では部活で副部長をしていたので、A4用紙に日付のないカレンダーを作って日程管理をしていました。ノートに自分でレイアウトを作るのも楽しかったです。

大学受験の頃には、母から「勉強時間を可視化した方がいい」とアドバイスをもらって、週間バーチカルタイプの手帳を使うようになりました。ほとんどサボらずに手帳を書けたのはその時が初めてで、書くこと自体がモチベーションになっていました。


大学生になると荷物を減らしたくてデジタル派になりましたが、就活で予定やToDoが増えたときに再び手帳に戻りました。そのとき手に取ったのが「NOLTYスコラライト」で、これがNOLTYとの出会いです。

 


― 2人とも幼いころから手帳や書くことに触れていたんですね。デジタルツールもうまく使いこなせる世代だと思いますが、「書くこと」にどんな魅力や価値を感じていますか?


百瀬)

手帳に書く時間は落ち着ける時間だなと感じます。スマホに予定を入れるだけだと味気ないけれど、机に座って一週間を振り返りながら書くと頭が整理される感覚があります。とくに仕事が忙しい時は、スケジュールを俯瞰して「どこまでに何を準備するか」を考えられるのも大きいです。


手帳だとどうでもいいメモまで残っていて、それを読み返すのも楽しいです。デジタルだとつい省略してしまうけれど、手書きは丁寧に残せると思うんです。そのときの感情や風景ごと記録されていて、思い出をその時のまま思い出せる気がします。


棚橋)

デジタルのメモは保存や検索に便利ですが、手書きだと余計な情報がなく、自然と“書くことに集中する時間”になります。それに、字にはその時の気持ちが表れると思うんです。


私は日記を書くのが好きで、書いたページを振り返ると「このとき疲れていたんだな」とか「頑張ったな」と自分を褒めてあげられる瞬間があったりします。デジタルでは残らない、その時々の自分が手書きだと残っていく気がします。

 



2025年、私の手帳スタイル


―いま使っている手帳と、来年2026年に選ぼうと思っている手帳について教えてください。


百瀬)

今は「NOLTY ビジネスベーシックダイアリー」を使っています。どこにどんなことを書いたら良いのかレイアウトが決まっているので、スケジュール管理やメモに使いやすく仕事専用にしています。プライベートの予定はデジタルで管理していて、うまく使い分けています。


2026年は「エクリプラスシリーズ」に挑戦したいです。これまでずっとバーチカルでしたが、他のレイアウトも取り入れてみたいし、ライフログページを使ってみたいと思っています。そして、いつかは1日1ページにも挑戦したいのですが、空白ができたら挫折しそうで(笑)。仕事用途としてだけでなく、プライベートのことも含めて“手帳を書く時間“が自分の生活に馴染んでいったらなと思っています。


棚橋)

2025年はエクリプラスB6の週間ブロックタイプを仕事用として使っています。表紙カラーに一目ぼれして選びました。ブロックタイプを使うのは初めてで、記入スペースが限られていて苦労することもありますが、付箋を使うなど工夫しながら書いています。


来年は「PAGEM ウィークリーコンパクト」を使う予定です。父と色違いのおそろいにしようと約束していて、それが決め手になりました。また、カバーをいろいろ集めて月ごとに変えるなど、楽しみ方も広げたいです。


他にも、「やりたいことリスト」をもっと活用したいと思っているんです。実は今年は15個しか書けなくて…(笑)、みなさんどんなことを書いているのか、他の人の手帳からも学びたいです。


―最後に、これからの目標について聞かせてください。


百瀬)

もともと手帳や文房具が大好きで、本屋に行くのも好きでした。今は営業担当としていろんな書店に足を運べることがとても楽しいです。いろいろな手帳・レイアウトに挑戦して、可愛く楽しく手帳を続けられるような習慣作りを提案していきたいです! 


棚橋)

就活中に偶然買った「NOLTYスコラ」がきっかけでJMAMを知り、入社につながりました。今は一人前になるためにできることを増やしていきたいです。そして「一人一冊手帳を持ち歩く文化」がまた広がる未来を楽しみにしています。


 



編集後記


社会に出たばかりの頃は、わからないことも多く、毎日がめまぐるしく過ぎていくもの。そんな中で、手帳に書くことが「気持ちを整理するきっかけ」になったり、「前に進む勇気」につながっていたりするお話に、事務局メンバーも深く共感しました・・・!


手帳に“書く”というのは、予定を管理するだけでなく、自分の考えや感じたことを見つめ直す小さな時間でもあります。うまくいったことも、そうでなかったことも、手帳に書いておくことで次の一歩が少し軽くなったり楽しくなったり。そんな力が、手帳にはあるのかもしれませんね。

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