📝建築家・内藤廣さんが40年使い続けた「なんでも手帳」展、開催中！

現在、東京都千代田区・紀尾井清堂にて「建築家・内藤廣 なんでも手帳と思考のスケッチ in 紀尾井清堂」 が開催されています（2025年7月1日〜9月30日）。

本展では、建築家・内藤廣さんが約40年前から使い続けている能率手帳の現物を、年代別に展示。加えて、実際の手帳に収められた旅先のスケッチ、アイデアの断片、展覧会のチケットやコンサートのパンフレットまで…。すべてを一冊に収めた、内藤さんの思考と日常の記録を直に感じることができます。

 ※記事で使用している展示写真は、許可を得て撮影しています。一般の来場者による手帳展示の撮影はできませんので、ご注意ください。

また、原本だけでなく、手帳をパラパラとめくって中身を見ることができるレプリカも展示されています。「手帳とは予定を書くもの」という枠を超えた、“思考の器”としての手帳の使い方を体感できます。

会場となる紀尾井清堂は、内藤さんが設計を手がけた建築空間でもあり、建築と時間、空間と思考、そして手帳との関係が重層的に伝わる展示となっています。

手帳やノートを日々使っているときラボメンバーのみなさんにこそ、ぜひ会場で体感していただきたい展示です。手帳と向き合う時間の豊かさを、あらためて感じられるきっかけになるはず！お近くにお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。

🗓️ 展覧会概要

建築家・内藤廣　なんでも手帳と思考のスケッチ in 紀尾井清堂

会期：2025年7月1日（火）〜9月30日（火）

開館日：火・木・土曜日（祝日・年末年始等を除く）

※令和7年8月12日、8月14日、8月16日、9月23日は閉館となります。

開館時間：10:00〜16:00（最終入館 15:30）

入場料：無料（予約不要）

会場：倫理研究所 紀尾井清堂（東京都千代田区紀尾井町3-1）

アクセス：JR四ツ谷駅／地下鉄麹町駅・赤坂見附駅・永田町駅 各駅より徒歩圏内

✨ときラボ編集部より

内藤廣さんのように、「思考も記憶も、すべてを手帳に残す」という姿勢は、まさにときラボが大切にしている「時間〈とき〉デザイン」の考え方に通じるものがあります。

ときラボでは、近日中に内藤廣さんへの特別インタビューを公開予定です。「なぜ書き続けるのか？」「アナログ手帳がもたらす思考の深まりとは？」――ご自身の言葉で語っていただいた貴重なお話を、どうぞお楽しみに！

📌 展覧会公式情報はこちら

▶内藤廣建築設計事務所 公式サイト

🏙 渋谷でもうひとつの展覧会が開催！

さらに、内藤廣さんの建築思考により深く触れたい方には、渋谷で開催されるもうひとつの展示もおすすめです。

2025年7月25日（金）〜8月27日（水）、渋谷ストリームホールでは「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」 が開催されます。

こちらは、内藤さんの建築プロジェクト45点を「赤鬼（情熱）と青鬼（理性）」という2つの視点から紐解くというユニークな展示。

紀尾井清堂で「思考を手帳に書き留める時間」を体感したあとは、渋谷で「建築に立ち現れる思考のかたち」を体感してみてはいかがでしょうか？

▶「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」公式サイト