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「時間〈とき〉ラボ社会科見学」で空間体験をしてきました!

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「空間」と「手帳時間」を探る、大人の社会科見学


こんにちは、時間〈とき〉ラボ事務局です。2025年5月17日(土)、東京・神保町にあるコマニー株式会社 東京オフィスのショールームにて開催された「時間〈とき〉ラボ社会科見学」Presented by 間づくり研究所のイベントの様子をお届けします!


今回のイベントは、「自分にとって心地よい手帳時間ってどんなものだろう?」という問いから生まれました。


手帳は予定を管理するだけでなく、「自分と向き合う時間」や「心を整える時間」をつくってくれる大切な存在。けれど、その手帳時間をもっと心地よく、自分らしく過ごすにはどうしたらいいのか…。そんなヒントを探したい、という思いがきっかけです。


もしかしたら「空間」が、手帳時間の質を大きく左右しているのでは?そう考えた私たちは、空間づくりのプロである【間づくり研究所】さんと一緒に、大人の社会科見学を企画しました。


五感を通して、空間を「体験」しながら手帳時間を楽しむ。

そんなちょっと新しい手帳の過ごし方を、参加者のみなさんと一緒に探っていきました。



待ちに待ったイベント当日。朝から小雨の降るあいにくの空模様でしたが、イベントに当選された多くのメンバーさんにご参加いただき、天候に負けないほどの熱量と笑顔が会場にあふれました。今回は、パーティションのトップメーカーであり、「間(ま)」に注目されているコマニー株式会社さんの【間づくり研究所】との共催によるリアルイベント。「空間」と「時間〈とき〉」、そして「手帳」を掛け合わせて、“自分にとって心地よい手帳時間の過ごし方”を探る3時間となりました。




コマニー株式会社と間づくり研究所について


コマニー株式会社は、石川県に本社を構えるパーティション(間仕切り)メーカー。

オフィスや公共施設など多様な空間で、「間(ま)」を生み出す空間設計を手がけてきました。1961年の創業以来、空間を通じて人と人との関係性を見つめてきた企業であり、1985年には品質管理で世界的な評価を受ける“デミング賞”を業界で初めて受賞もされています。


(コマニーさんの資料より抜粋)コマニーという会社名は知らないメンバーさんも多かったですが、写真をみると「この空間は見たことあるかも」と反応も。身近なところにコマニーさんの商品がたくさんあります。



そのコマニーさんが2020年に立ち上げたのが、「間づくり研究所」。「人を中心に、時間・空間・手間を組み合わせて、すぐれた“間”を生み出す」という理念のもと、会議室や食堂、育児制度や防災など、幅広いテーマで“間”を再定義する研究と実践を続けられています。


(コマニーさんの資料より抜粋)



10時すぎにイベントスタート!


参加者メンバーさんと、間づくり研究所のみなさんとの距離を縮める自己紹介からスタート!5名前後のグループに分かれ、それぞれの“手帳スタイル”や“空間へのこだわり”、“イベント参加への想い”などのシェアを行いました。



「夜、リビングで日記を書いています」「カフェで未来の予定を描いています」など、具体的なシーンが語られるたびに、共感の笑顔や「私もやってみたい!」という反応も。各グループにはファシリテーターとして間づくり研究所のみなさんにも同席いただき、ときラボメンバーさんと交流いただきました。はじめは少し緊張されていたメンバーさんと間づくり研究所のみなさんですが、気づけばとても和やかな雰囲気に。



五感で「間」を感じる、新しい手帳時間体験へ


そして今回のイベントのメイン、コマニー東京ショールームでの“新しい手帳時間体験”へ。異なるコンセプトをもった10の空間の中から事前アンケートをもとに選んだ5つの空間を1空間15分で巡っていただきました。


1.ファミレスのようなオープンな空間

2.靴を脱いでリラックスできる空間

3.ややオープンな空間

4.カフェのような空間

5.仕切りのないオープンな空間

6.日当たりの良い窓辺の空間

7.遮音性があり集中できる空間

8.一人で没入感を感じられる空間

9.ひっそりとした隠れるような空間

10.ゆったりと過ごせる広めの空間



それぞれ異なるテーマで設計された場所では自分の手帳を開き、空間の特徴や感覚、音、光、香り、家具の質感など五感を通じて、“間”を感じ取る時間〈とき〉を過ごしていただきました。



ディスカッションで見えてきた、“心地よさの多様性”


体験後は、グループに分かれてのシェアタイム。間づくり研究所のメンバーのみなさんにも加わっていただき、どの空間がどんな心地だったのか、どんな気づきがあったかを共有しました。



>印象的だったご意見を少しご紹介<

「この空間だと自然とペンが進む」

「静かすぎるより、少し人の気配がある方が落ち着く」

「一人で集中できる空間と、複数人でコミュニケーションしやすい空間の違いが明確だった」

「空間によって自然と気持ちや書く内容が変わるのが面白かった」

「間づくりという言葉が、自分の仕事や家庭に活かせそうだと感じた」

「音や香り、光の色合い、家具の質感など、多角的に“心地よさ”があると知ることができた」 etc.



自分に合った「間」が、心地よい手帳時間を育ててくれる



ディスカッションの後は、【間づくり研究所】の竹島さんより、質問が多かった「自分で簡単にできる『間づくり』の例」を教えていただきました。



3時間があっという間にすぎ、早くも終了時間の13時に・・・もっとお話したい気持ちをグッと堪え、最後にみなさんで記念写真をパチリ!




雨の中、ご参加いただき、ありがとうございました!


参加メンバーのみなさんのお話を伺っていて、「どんな空間で」「どんな気分で」「どんな間で」書いているかによって、手帳時間との向き合い方が変わってくる方が多く、「空間が時間〈とき〉の質を変える」ということを、五感と手帳を通じて実感された方が多かったようです。またコマニーさんのオフィスで実際に様々な間づくりを体験いただいたことで、空間や間に興味をもたれるメンバーさんも多く、専門的な間づくりの質問をされていらっしゃるメンバーさんも。体験だけでなく、学びも多いイベントとなりました。

このイベントを機に「手帳時間をどう使うか」だけでなく、「どんな“間”で手帳時間を過ごすか」も大切にしながら、“自分に合った間”を事務局の私たちもメンバーさんと一緒に探していきたいと思いました。




間づくり研究所のみなさんからのコメント



間づくりを発信して3年。基本的に社内でのイベントを中心に行ってきた中で、はじめて外部企業様とのコラボが実現しました。素直にうれしかったです。一方で当日まではドキドキもしていましたが、お越しいただく方々の感度の高さや空間を味わっていただく状況をみることで、ワクワクが増し、あっという間の時間を過ごすことができました。私も多くの気づきを得ることができた有意義な時間でした♪ ――千葉 倉司


手帳による「時間デザイン」とコマニーの「間づくり」が融合した素晴らしい企画になりました。時間(とき)ラボ会員様に、ショールームで実際に空間の「間」を感じながら手帳時間を過ごしていただけたことで、時間と空間の両方をデザインする新たな視点を得られました。目に見えない「よい間」の中で、未来を設計する手帳の価値を再発見(体感)いただけたら幸いです。――石垣 了


“時間〈とき〉をデザインする”ときラボさんと間づくり研究所とで、何か面白いコラボ企画ができないか、というところから何度も打合せを重ね、ついにイベントを開催することができました。ときラボ会員の皆さんにはまっさらな視点で間づくりを考えて頂き、私たちにとってはこれまでにない、とても貴重な体験となりました。 ――竹島 美沙貴


社外の一般の方と初めてご一緒させていただいたイベントで最初は緊張した雰囲気がありましたが、一つひとつの体験を共有する中で、イベント後には私たちとの距離がぐっと縮まったと感じています。これは私たちにとっても貴重な「間づくり」の経験となり、皆さんの関係性が良くなったことに喜びを感じています。本当に良い一日でした。

――北村 紀和




ご参加いただいたメンバーさんの感想


アンケートでは、参加者の71.4%が「とても満足」、28.6%が「満足」と回答。多くの方が“間”の奥深さに気づくきっかけとなったようです!


・「空間と自分との関係性の認識ができました。自分がどのような空間を好むか、逆にどういった空間に苦手意識を覚えるか、大変興味深い経験でした」

・「企業の担当者でないと出来ない面白い経験が出来ました。この体験、知ることのできた感覚を会社でも家庭でも活かしていければと思います」

▲ジージョさんのイベント投稿はクリックorタップしてくださいね!ときラボにイベントの様子や感想を投稿いただくと、とても励みになります😊



ご参加いただいたメンバーのみなさん、コマニーの間づくり研究所のみなさん、ありがとうございました!



\間づくり研究所のイベントレポートはこちら/

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