まな(mana96) さん
ナガサワ文具センター限定商品のメモランダム(別注メモティ)に手を加えて,ちょこっと雰囲気を変えてみました。
メモランダムは,能率手帳ゴールドと同じ外装・用紙のメモ帳です。
仕様は以下の通り。
・能率手帳ゴールド通常版と同じサイズ
・しおり紐つき(ゴールドと同じ)
・別冊メモを固定できるポケット&バンドつき(ゴールドと同じ)
・表紙は無地
・全ページ横罫(ゴールドの別冊メモと同じ3分割)
トップ画像の化粧箱に入っていました。ジャストサイズが気持ちいい。
今年から思いつきメモを能率手帳ゴールドに書くようになったのですが,記入場所が不足気味でどんどん字が小さくなっていくので,以前と同様別のノートに分けることにしました。
メモランダムを選んだ理由は,万年筆で書きやすくページ数のわりに軽く,何より最近この用紙サイズに慣れたからです。
あまりにゴールドと見た目が似ているため,いつか取り違えて外出しそうな気がして,見た目に差をつけるためのカスタムを試みることにしました。
(1)隅に手芸用(カルトナージュ材料)のコーナー金具をつけました。
これだけでもだいぶ印象が変わります。
取り付けは簡単。位置を決めたらティッシュか何かでくるみ(工具による傷つき防止),ペンチで挟んでつぶすだけです。
(2)元々のしおり紐をなるべく根元に近い場所で切り取り,4㎜幅(実測)のサテンリボンに付け替えました。
紐のしおりがあると,表紙が無地でも上下がすぐにわかります。
普段からノートのしおり交換・増設をするので,リボンは複数色をまとめ買いしてあります。
サテンリボンの端はほつれるのでライターで炙って溶かしました。
※最初からついているしおりは溶けずに燃え上がります(経験者)
上製本のしおりは普通,紙束をくるんでいる外表紙ではなく,紙束の方の背につけるのですが,サテンリボンは固いので,せっかくの開きの良さが失われそうな気がして,外装の内側に接着剤で貼りました。しおりを使うたび,剥がれやすい向きに力がかかるので,短命かもしれません。とれたらまたはる。
仕上がりはこんな感じ。
サテンリボンよりも織りがゆるくて柔軟で,ほつれ留め加工が容易で,きれいな色の紐があるといいなぁと思うのですが,なかなかよい素材に出会えません。
通常の国産ノートのしおり紐はたいていレーヨンなんじゃないかなぁと思うのですが,ボサボサにほつれてくるのがどうにも好きになれないのです。(熱処理していないサテンリボンはそれ以上にほつれますが。)
手帳や書籍のしおり紐は機械で自動でつけることが多いようです。
紐を背に貼り,設定された長さに裁断し,端が外に出ないように折りたたんで手帳の中に挟み込むところまで自動でできる(たぶん)のだから,すごいですよね。
それで,その自動機の裁断にヒートカットの仕組みがあれば,熱で溶ける素材の紐を選ぶことでほつれないしおりが実現するのですが,日本の機械にはたいていヒートカット機能がないみたいです。海外製ノートにはしおりが熱処理されているものがありますが,機械か作業工程が違うのでしょうね。
やや脱線しましたが,何が言いたいのかというと,自作用の適性素材は探せば見つかる可能性が残されていると思うのです。量産品の素材選定に生産工程上の制約がある以上,「そんな良い材料があるんだったら市販品が既に使ってるわよ!」とは限らないので。
我ながら些細なことで粘るなぁと思いますが,これも文具の楽しみ方ということで本日は以上!
ねぎとろ さん
コーナー金具、すごい素敵ですね♡
ずいぶん見た感じが変わりますね!
まな(mana96) さん
どの向きから見ても違いが分かるようにしたかったので,こうしてみました!
まきの(*^^*) さん
もう、このカスタマイズは職人さんなのでは!!
素敵なカスタマイズです♡
しおりが溶けずに燃え上がったなんて、
怖かったですよね・・・💦💦
まな(mana96) さん
ありがとうございます!
技術のいることは全然していませんが,たのしいです♪
燃える可能性を考えなかったわけではないのですが,思っていたより勢いがあってちょっと焦りました。笑