時間〈とき〉ラボ運営事務局 さん
「わたしと書くこと」では、手帳やノートなど“書くこと”で、時間〈とき〉をデザインしている方・実現しようとしている方にお話を伺い、書くことの意味や書くことでの変化などをご紹介していきます。
今回お話を伺ったのは、寝具で有名な西川株式会社(以下、西川さん)でセミナー講師などを務めていた、スリープマスターの富下さんです。スリープマスターとは、睡眠科学や快眠環境などの専門講習を受けた“眠りのプロフェッショナル”のこと。
※現在は部署異動によりセミナー講師を務める部門とは異なる部門に所属されています。
実は、富下さんはプライベートでNOLTYの5年日誌を愛用されており、西川さんが開催する「眠りセミナー」の中でも、“良い睡眠”のために“書き出す“ことを一つのルーティーンとしておすすめされていたそうです。
「手帳や日記は持っていると安心できる存在」と語ってくださった富下さん。眠りと寝具のプロが考える書くことの意味とは?実行されている時間〈とき〉デザインについても一緒にお伺いしました。
日記を書くようになったのは大学生の時です。手帳を使って日記をつけている友人がいて、書くことっていいなと思ったのと、いろいろな感情を振り返れるのって素敵だなと思って、真似してみたのが始まりです。
もともと書道を習っていたこともあり、字を書くことや字に触れることが好きで、字を書くと気持ちが整うというか、しゃんとなる気がしています。
▲富下さんがこれまで使用してきた手帳と日記の一部
もともと、一つの手帳にスケジュールと日記の両方を書いていたのですが、2017年からは別々にして、手帳には仕事のスケジュールを、日記にはその日の振り返りを行うと決めて使い分けています。
書き始めた最初の頃は、きれいに書きたい!という気持ちもありましたが、今は自分の好きなように書くことが無理なく続けるための方法だと思い、字のきれいさにはこだわらなくなりました。