ヨルカ さん
以前、『黒革の手帖』というドラマがありました。最近もリメイクされたのかな。名作のようで、何度か映像化されてるみたいですね。
ドラマのおかげで?世間的に「高級手帳」というものが認識されて、ミーハーな私、ちょうどシステム手帳(フランクリン・プランナー)にハマっていたこともあり、ドラマに手帳を提供していた『オーソドキシー』なる革工房にオーダーを頼んだのでした。いま調べたら銀座にあるんですね。当時は下北沢でした。
できるだけ軽いワインレッドの革で、飾りやポケットは極力減らして、ペン挿しは太軸用のバタフライ。
限りなく6桁に近い5桁の金額がかかったけど、出来上がった品物は嬉しくて誇らしくて、大の自慢でした。とはいっても周囲に理解あるマニア仲間はいなかったので、自己満足だけど。
でも、いくらフルオーダーでも、「その仕様は構造上できません」ということがあったり。
また、最終オーダー通り、完璧に作り上げて貰っても、オーダー時点では気付いていなかったポイントが後から出てきたり。
そもそもシステム手帳から綴じ手帳に移ったりして。
いまは永久保存リフィルの保管庫として、そっと棚に置かれています。
去年から作り始めた自作カバーは、コストはそれぞれ、ひとつ数千円です。閉じ手帳用だから金具が不要、ってのもありますけど(クラウゼのシステム手帳用金具、それだけで数千円しますもん……)。
無茶な構造を試行錯誤するのも楽しみです。
もっとも質や丈夫さの違いは歴然です。オーダー品ほど長持ちするとは思ってないです。
それはそれ、これはこれ。
みんなちがってみんなかわいい。
いまは出来たての自作ロロマを、日々撫で回しています。これがまた、すっごく、気持ちいいんだ~~~。
はやく最初のブルームが脱げて、キラキラするのが見たいです。
手帳はうすかる さん
オーダーメイド、憧れです!
でもやっぱりヨルカさんみたいに自分の思い通りに作れるのが一番フィットするんだろうなーって思います…
ヨルカ さん
手帳はうすかる さん、コメントありがとうございます!
オーダー品は素晴らしいけど、育てる実感はないんですよねー(革育てではなく、使い方育て、というか……)
カスタム趣味を突き詰めたら、自作に行っちゃうんですよね。
弓道ジョガー さん
フルオーダーでもできないことの中に
自作では設えられている、ペン挿しを手帳の上部分にすることが含まれているんだろうなあと想像してしまいました。