時間〈とき〉ラボ運営事務局 さん
2023.12.16
実業家の渋沢栄一が、当時輸入に頼っていた洋紙の国産化を目的に、当時の大蔵省紙幣寮から独立させた民間企業を設立しました。東京・王子にある工場で営業運転を開始した1875年(明治8年)12月16日にちなんで「紙の記念日」が制定されました。
和紙は洋紙に比べて長い繊維を有し、非常に強い特性を持っているため、薄くても耐久性の高い紙が作れます。楮や三椏、雁皮などの靭皮繊維を原料とし、繊維同士が絡むことで高い強度が生まれます。伝統的な製法で作られる和紙は長期間の保存にも適しています。一方、洋紙は滑らかな表面を持ち、印刷や手書きに向いており、機械での大量生産が可能です。しかし、変色などの劣化が起こりやすい特徴を持つ種類が多いと言われています。
<その他の記念日>
・電話創業の日
・大洗濯の日
・フリーランスの日
・カビ取るデー
・山手線運行開始日
・柴犬が天然記念物に指定された日