手帳を使う、その前に。

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コメント:2件

手帳に単なる「予定&メモ」ではなく、人生の指針や目標達成のためのツールとしての働きを持たせたのは、「フランクリン・プランナー」からだと個人的に認識しています。

世の中にはやまほど「成功手帳」「人生手帳」が溢れてるけど、その多くがフランクリン・プランナーか、その派生か、そのまたさらに派生か……の影響を受けてるな……と思います(本当は違うのかも)。

「紙の手帳?アプリで管理してるから要らない」と仰る方、それで管理できるのって目の前のスケジュールだけじゃない~~~?その根底にあるべき「自分の価値観」、ちゃんと見つめ直せてるぅ~~~?とニヤニヤしてしまう私ですが、もちろん私もできてません。迷ってばっかりです。はあ。


手当たり次第に手帳術に手を出したいまでも「最も優れている手帳理念」はフランクリン・プランナーだ、と私は思っています。(そして最も現実に即した手帳の基本は「能率手帳の流儀」だとも思っています)

が、その手帳理念を理解するにはベストセラー「七つの習慣」を読んで実践すべきであり、読まずにフランクリン・プランナーを使おうとしても「よくあるTodo欄付きバーチカルでしょ」になってしまう。


そしてこの「七つの習慣」がめちゃくちゃ難しいんですよ。読むこと自体はすらすら読めるんですけど(本家本元がビジネスマン向けすぎても、学生向けや絵本版が出版されていますし!)、実践しようとするとまず少なくない人間が最初の「ミッション・ステートメント(自分の使命を定義した憲法)を作りましょう」のところで頓挫すると思います。だいたい「完全自作の文章を作れ」といわれてサラッと作れるものなら「夏休みの読書感想文」に苦労する子どもなんていないんですよ!

ましてや「価値観の定義」とかいう概念文章を作れる人間、どれだけいます?

フランクリン・プランナーのユーザーでも、けっこうな割合の人間が、ミッション・ステートメントの作成は後回しにしてるんじゃないの~~~?(私がそうなだけですが)


そこで「TQ」。

フランクリン・プランナーの元祖創始者ハイラム・スミスがそもそも提唱したのは「価値観の一般的な羅列と優先順位付け」。

こっちの方が「ミッション・ステートメントの作成」よりずーーーっと敷居が低いです。

そして必要にして十分だな、と。


使う手帳は何でもいいと思います。

百円のモノでも、アプリでも、究極暗記だけでイケるならそれでも。

ただ、予定の選択に迷いが出た時に、「TQ」を思い出すと一歩、踏み出しやすくなるのです。



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確かに、7つの習慣は難しいですよね!

すらすら入るけど、実際は無理…


TQですね!

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2022.08.16

ぽにょ さん、コメントありがとうございます!

七つの習慣、これ実行できたらぜったい人生向上する!理解できる!ただ実行は無理!!!!!私には……💦

そんな時にはTQです!こっちならイケます!!

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2022.08.18